社長挨拶

事業再生に悩む会社は大変です。

サポートする我々も実はものすごく大変です。

調査、マーケティング、深刻なコストカット。特に資金繰りは大変です。

ときにはサポートしている、私もも円形脱毛症になったりします。

我々の仕事は事業再生専門会社です。でも我々が望むのは「この世から事業再生に悩む人たちをなくすことですこと」です。

そのためにやってはいけないことをまとめたいとをまとめました。

 

①過度なコストカット

事業再生の会社では現場が疲弊しています。販促費カット、電気消灯で休憩、設備投資後回し、修繕の先送り、給与カット。

社員の働く環境が悪化して、やがて稼ぐマインドまで蝕まれます。

 

②値段を下げる 

安くしないと売れない。こう考えていませんか?お客様の顔見ずにライシングしていませんか?

今までそうであったから、値上げは悪だから安くしなければいけない。

それ本当ですか?でもよく考えてみてください。

本当にその単価適正ですか?

量販店で100円で買えるコカコーラがなぜ、5つ星のルームサービスで頼むと2000円でも文句が出ないのか?

価格よりもお客さまが大切にしているものはなんでしょうか?

あなたが理解できても、営業現場は必要以上に値下げして売っている。

こんな状況になってませんか?

 

③社長は強いリーダーシップがなければならない

お金の悩み、会社の数字それは自分の責任だからと1人で悩んではいませんか?

思い切って相談したらどうでしょうか。

もちろん相手を選んで。

部下も相談されて頼られる事は嫌なことではない。

真剣に現状を把握して行動を変えてくれます。

 

④コスト削減のためには時間がかかるのは仕方がない

経費を削減する意識が強く、あれもこれも全て自分でやろうとしてませんか?

社長の仕事は枝葉のことでなく、「仕組み」を作ること。

1月たっても何をやったのかわからないようなそんな時間の使い方してませんか?

時間は決算書上には現れませんが経営の重要要素となります。

 

⑤お金がないから出来ないと言うマインド

会議の席で一風変わったアイディアが出て盛り上がる場合があります。

ですが、予算的に無理。人手が足らないので無理。

そのように考えていないでしょうか?それはマインドが「出来ない」からスタートしているから。

お客さまはそのサービスを受けたら喜ぶのか?心が行動に移るのか?

想像してみましょう。

お客様が支持してくれると思うのならば、やれる方法でそのマインドを変えるだけで新たな先日は変わってきます。

普段は当たり前に思えることでも、いざ資金繰に追われると、行動できない現実をよくみてきました。

一人で解決するには限界があります。

 

まずは相談する勇気を持つことで、資金繰の悩みから解放され、本来やりたかったことが実行出来るようになります。

事業再生に大変役立つ考えを教えていただいた西順一郎先生に感謝を込めて。 

              2024.3.12