【第11回】「正論より先に『軸』を——迷走する社長への向き合い方」

皆様、こんにちは!金谷貴生でございます。

 

前回「従業員の意識が低い」についてお話しましたが、当然従業員だけの問題ではないことは言うまでもありません。再生現場では、社内で社員と幹部の間でそれぞれに意識が問われているケースを多くみます。

例えば、インタビューすると「社員は言われたことしかやらない」「上司には何をいっても聞いてくれないので、何も言わない方がよい」という声を聞く場面があります。現場に入る「心構え」についてお話します。

 

みなさんはこのような現場をどのように改善すべきと思われるでしょうか。

 

「主体的に動いて活躍できる構造を作る」提案をよく見かけますが、再生現場では、「ならばどうするか」が問われます。この提案には「組織づくりおよび役割と責任の明確化」「その実現に向けた社内コンセンサスをとるプロジェクト発足」などがあります。ですが、これでは不十分なのです。再生現場の社長の行き詰まりを解消するには、時間も余裕もありません。

 

つまり迷走している社長に、論理的に正しいことを言っても、理解はできても行動できない状況になっているのです。混乱しているときには、まず「社長の考え方の軸」を定めることが重要です。それに加えて社長と社員の相互信頼関係を失っているケースも多いので、その回復も重要になります。

 

みなさんのご感想、聞いてみたいことなどのご意見ご質問をぜひおよせください。

 

 

次回は「社長の考え方の軸」についてお話したいと思います。