平日17時で満席──浜松の繁盛酒場「たんと」に学ぶ"勝ちパターン"
皆さま、こんにちは。事業パートナー東京の塩沢です。 現在、当社では居酒屋の再生案件に取り組んでいます。しかし、居酒屋業態の明確な「勝ちパターン」とは何か──机上で考えていても答えは出ません。そこで今回、地元コンサルタントの先生のご紹介により、浜松で圧倒的な人気を誇る繁盛酒場「たんと」の視察に行ってまいりました。 ■ 平日夕方5時、すでにテーブル席は満席 「たんと」は浜松駅を中心にドミナント展開で現在6店舗。夕方3時から開店している店舗もあり、5時に訪れてもテーブル席は予約で埋まり、カウンターにしか座れないほどの人気です。驚くべきは浜松駅南口。わずか50mの範囲内に、同じ系列の店がなんと3店舗もひしめいています。 なぜこれほど人を惹きつけるのか。現地で見えてきたポイントは3つです。 ■ ポイント1:「出世の乾杯」──とにかく元気 この店の乾杯は一味違います。「やらまいか!」「おいしょお!」の掛け声とともに、全員で杯を交わすのです。店員さんがグループごとに丁寧に作法を説明し、先輩格の人に「やらまいか」と言わせ、他の全員が「おいしょお」と応えます。
「うちの社員は意識が低い」 事業再生の現場で、孤独な社長から何度も発せられる言葉です。しかし、その背後にあるのは、不安ゆえに人を信じる力を失ってしまった社長の深い孤独。そして、社長への期待が大きすぎるがゆえに、不満を蓄積させてしまった社員たちの姿です。 再生の主役は、他でもない社員です。バラバラになった両者を再び結びつけるために必要なのは、高額な「意識向上研修」や「マネジメント研修」ではありません。今、目の前で起きている問題を直視し、社員の声に耳を澄ませる「傾聴力」こそが、予算ゼロで組織を劇的に変える唯一の武器となります。 本記事では、私がメッセンジャーとして現場に入り、信頼関係を再構築するために実践している「聴き取り」の要諦をお伝えします。提案よりも先に、まずは「聴く」こと。プレッシャーのかかる再生現場で、なぜ傾聴が解決への最短ルートとなるのか。その本質に迫ります。
事業再生を会社変革のチャンスに変える、逆転の計
「戦略には、現状打破か現状維持の二つしかない」 本ブログは、東京を拠点に企業の「人と数字の再生支援」を行うプロフェッショナル集団、[貴社名/事業パートナー東京]が運営する公式メディアです。 多くの事業再生現場に立ち会う中で、私たちが痛感していること。それは、再生への道筋を決めるのは洗練された戦術ではなく、経営者自身の「本気で現状を打破する覚悟」であるということです。 わずかな利益に安住する組織の甘え、変化を拒む社員との摩擦、そして危機的状況にあっても動けない言い訳。コンサルタントという俯瞰的な立場から、企業が抱えるリアルな葛藤と、それを乗り越えるための「態度の戦略」を鋭く発信します。 ピンチは、組織を根本から変える最強のチャンスです。長年の慣習を捨て、「前代未聞」の決断を下せるか。現状維持の先に未来はありません。貴社の変革と生き残りをかけ、共に闘い、新たな一歩を踏み出すための知恵と熱量をここにお届けします。
新入社員がすぐ辞めるのは「個人の問題」か?早期離職を防ぐ「心理的安全」の作り方
【新入社員の早期離職を防ぐ「心理的安全」の作り方】 3年以内の離職率が3割を超える今、原因は個人の資質だけではありません。「存在の壁」が生むボタンの掛け違いをどう解消するか。Googleも重視する心理的安全性の高め方と、ある企業がランチ改善で海外人材の離職危機を救った実話をもとに、明日から実践できる定着支援の極意を解説します。
コミュニケーションの絶対原則
経営コンサルタントをやっていると、よく悩みを相談されます。ほとんどの相談事例は人間関係になります。例えば「新しく入ってきた新人はなかなか仕事を覚えてくれません」「うちの〇〇さんは何を言っても聞いてくれないから、無駄なんです」このような例が多いです。 みなさんも「あの人はなぜこれをやってくれないんだろう?」「部下がなぜ動いてくれないんだろう?」「なぜちゃんと説明しているのに伝わらないんだろう?」と思った事はありませんか?今からそんな皆さんに絶対原則をお伝えします。 それは 「コミュニケーションは、100%、他者評価である」ことです。つまり、伝える側のあなたの責任であると受け入れることです。相手に合わせて伝える方法を変える。伝わっていないのは、あなたの伝え方の問題であることを自覚することです。まずはここからコミュニケーションの方法をスタートさせてください。チームパフォーマンスはコミュニケーションの量と質で決まります。
【警告】資金繰りに追われると見失う。事業再生で「絶対やってはいけない」5つの落とし穴
資金繰りに追われると、経営者は「当たり前のこと」を見失います。過度なコストカットや安易な値下げは、現場を疲弊させ、稼ぐ力を奪う「毒薬」です。一人で抱え込まず、部下に相談し、社長は「仕組み」作りに集中しましょう。「お金がないから出来ない」という思考停止を捨て、お客様の喜びを想像する勇気を持つこと。それが資金繰りの悩みから解放され、本来やりたかった事業を実現する唯一の道です。
当社事例 · 07日 3月 2026
【当社事例】おかき製造販売 4年連続赤字のおかき屋が、1年半で「黒字化」を達成した「在庫と単価」の改革
「おいしいおかきを作っているのに、なぜ利益が出ないのか…」。4期連続赤字に陥ったおかき屋の、1年半にわたる黒字化への軌跡を振り返ります。 値下げセールを廃止し、客単価アップを実現。「売る力」と「作る力」を噛み合わせることで、在庫過多と欠品を同時に解消しました。伝統を未来へ繋ぐために、「誇りを持って、適正な利益を出す」組織へと生まれ変わるお手伝いをします。
当社事例 · 07日 3月 2026
【当社事例】製造業精密部品加工 4年連続赤字、破産覚悟の精密加工会社が「1年で黒字化」を成し遂げた理由
破産を覚悟での相談。2か月の事業調査をもとに再生は可能と判断。ゴールから逆算した、値上げ商品リストを作成。顧客への値上げのお願い。不採算部門の閉鎖。製造改善により納期遅れを95パーセント改善。チームビルディングを取り入れて、会議の質を改善。1年前は30パーセントを超える離職率が、2025年度離職者ゼロへ。
事業再生の極意は、戦略や数字ではなく「人」にあります。倒産寸前の現場では、正論や危機感を煽るデータだけでは人は動きません。私自身、自身のアイデアや数字の提示に固執し、失敗を重ねて気づいたのは、スタッフとの信頼構築こそが最優先だということです。 稲盛和夫氏ら偉大な再建者も、現場に足を運び、対話を通じて心の火を灯しました。人間性を無視した経営こそが業績悪化の真因。感謝し、助け、寄り添うことで信頼を築くことが、停滞した岩を押し返す唯一の道なのです。
コロナ融資の返済が始まり、「売上が戻らない」現実に直面する経営者は少なくありません。返済停止のリスクや自宅マンションの行方など、目先の不安(枝葉)に思考を奪われがちですが、再生への第一歩は「事業の本質」を見極めることです。 専門家はまず負債を脇に置き、事業の継続価値を評価します。利益を出せる見込みがあれば、20年スパンの長期返済や、負債を切り離す「第二会社方式」など、合法的な再生スキームが検討可能です。逆に、改善不能であれば「廃業」も社長を守るための英断となります。資金繰りの苦しみから解放され、会社をどう立て直すべきか。正常な判断力を取り戻すことこそが、真の事業再生です。

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